IPU・環太平洋大学 新施設「IPUランニングパーク」2025年春オープン!ランナーのスピードとスタミナ強化に期待
2025年春、体育会学生のスピードとスタミナを強化する「IPUランニングパーク」がオープン予定です。同パークには、長らく岡山県民に親しまれてきた岡山駅前の「ピーコック噴水」が移設されます。
本学のスポーツ科学の研究拠点である施設「INSPIREインスパイア」から南西に100m、敷地面積 約25ヘクタール(25,235㎡)の棚田だった土地を活用した“走り”専用のトレーニング施設が誕生します。
「IPUランニングパーク」の目玉は、世界でも類を見ない全長200mのウレタン舗装の傾斜走路です。「アップヒルスプリント走路」は、斜度5%の6レーンの走路で、パワーの向上、そしてスプリント動作の習得に有効と考えられているアップヒルスプリント(上り坂ダッシュ)の専用走路として、体育会学生のスピード養成拠点となります。
対して、「ダウンヒルスプリント走路」は、傾斜2%の真砂土の走路で、ブレーキをかける硬いバネのような脚づくり、脚を前に引き戻す筋力づくりに 効果的と考えられているダウンヒルスプリント(下り坂トレーニング)の 専用走路として、最大疾走速度の向上や下肢筋力向上をはかるために利用されます。
また、敷地全体を縫うように設置される予定であるクロスカントリーコースは、その日のトレーニングの目的や気分によって自由にコース(最長2㎞)が選択できます。路面には足腰へのダメージが小さい真砂土を採用し、棚田であった土地の形状を活かした適度な勾配を含む幅2mから4mのコースは集団でのランニングも可能で、主に体育会学生のスタミナ養成拠点となります。
第1キャンパス西側の県道沿いに位置し、大学の玄関口ともいえるこの施設には、1975年〜2024年3月末まで岡山駅前のシンボルとして長く岡山の人々に愛されてきたピーコック噴水もオブジェとして設置される予定です。「IPUランニングパーク」の新たなシンボルとしてIPUのランナー達に親しまれるでしょう。