【特別講義レポート】元サッカー日本代表・岡崎慎司氏がIPUで講義と実技指導を実施 ~「練習を重ねて、自分自身を結果で驚かせてほしい」~

2025年6月23日(月)、IPU・環太平洋大学(岡山市)にて、本学特任講師であり、元サッカー日本代表の岡崎慎司氏による特別講義が行われました。今回は競技スポーツ科の1年生約110名を対象に、「アスリートのキャリア形成」をテーマに講演が行われ、さらにその後には実技指導も実施されました。

岡崎氏は2024年より本学の特任講師として就任し、これまでにも学生への講義を通じて、自身の豊富な経験や哲学を伝えてきました。今回の講義でも、

「プロがやっている以上のことに挑戦しなければ、思い描いている“さらに上の景色”は見えてこない」
と語り、挑戦を恐れずに努力を積み重ねる大切さを力強く訴えました。

講義後は、サッカー部員や本学と教育連携を結ぶ4つの高等学校の生徒たちも参加し、岡崎氏による実技指導が行われました。ディフェンスの交わし方や、試合を想定した動きの質を高めるウォーミングアップなど、プロ視点でのアドバイスに学生たちは真剣に耳を傾けていました。

参加した学生からは、

・「落ち込んだときにどうポジティブに切り替えるかを学んだ」

・「自分が点を取ってチームを勝たせる選手になりたい」

・「岡崎選手のように世界で活躍する“泥臭くて技術の高い”プレーヤーを目指したい」

といった声が聞かれ、刺激と学びにあふれた時間となりました。

岡崎氏は最後に、

「これを1ヶ月、2ヶ月と続けていけば、必ず動きの質が変わってチャンスが増える。練習をしっかり積んで、結果で自分を驚かせてほしい」
とエールを送りました。

世界を知る一流アスリートとの貴重な交流は、学生たちの成長への大きな一歩となりました。今後もIPUでは、実践的かつ挑戦的な学びの場を積極的に提供してまいります。

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