クラーク記念国際高等学校 「FISジュニア世界選手権大会」スロープスタイル、ビッグエアでW優勝!長谷川選手が2冠達成!
14歳から18歳の選手から世界一を決める大会、スノーボードのFISジュニア世界選手権大会がニュージーランド・カードローナで行われました。現地時間の9月4日に行われた男子ビッグエア決勝で、CLARK SMART名古屋の長谷川帝勝選手(3年)が素晴らしいパフォーマンスを披露し優勝。男子スロープスタイル優勝に続き、見事に2冠を達成しました!
「FISジュニア世界選手権大会」スロープスタイル&ビックエアW優勝の長谷川選手
8月30日(現地時間)に「男子スロープスタイル決勝」が行われ、2023年3月の世界選手権ビッグエアの覇者でもある長谷川帝勝選手が90.25点を獲得し、優勝しました!
9月4日(現地時間)には、各選手が3本のランを行ってそのうちの「ベスト2本」の得点を合算して順位を決定する「男子ビッグエア決勝」が行われました。最初のランで長谷川選手はキャブ1620ウェドルグラブで92.00ポイントを獲得し、3本目のランでは見事なフロントサイド1620インディグラブを成功させ、逆転で優勝を決めました!
この大会は新シーズンのスタートを飾るもので、長谷川選手の今後の活躍にますます期待と注目が高まります!
スロープスタイルの表彰台での長谷川選手
長谷川さんへのインタビュー
Q.スロープスタイル、ビックエアW優勝が決まった瞬間、どのように感じましたか?
A.年齢的にも最後のチャンスだった「FISジュニア世界選手権大会」で、優勝できて嬉しいです。二冠を達成できたことが気持ち良かったです。
Q.競技中に特に難しい瞬間や挑戦があった場面を教えていただけますか?
A.スロープスタイルでは、新しい技をルーティーンに取り入れて臨みました。この新しい技が成功し、高得点につながりました。ビックエアでは、自分に自信を持って「勝てる」思っていましたが、競技の中で自分との精神的な戦いがありました。
ビックエアの3本目の瞬間は、技を成功させなければ勝つことができない状況でした。でも、日頃からしっかりとトレーニングを積んできた自信を胸に、スタートラインに立ちました。成功した瞬間には「さすが、俺だ!」と思わず笑顔がこぼれました。
スロープスタイルでは、2本目のスタートの瞬間に「ここで逆転できたら最高に気持ちいいだろうな!」と思いながら、ワクワク感に包まれて微笑みがこぼれました。
Q.これから挑戦しようと思っていることを教えてください。
A.競技では自分がやりたいルーティンを実現できれば、それで十分だと考えています。挑戦することよりも、その瞬間に自分が感じたり、やりたいと思ったライダーや技を表現できることが大切です。最近では、競技だけでなく日常生活でも誰かを喜ばせられる人になりたいと思っています。また、些細なことにも感謝できる人間になりたいなと思っています。
Q.キャンパスの先生や友達は長谷川選手にとってどのような存在ですか?
A.先生と友達は自分を応援して支えてくれるので、みんなのために「良い結果」を残したいと思わせてくれる存在です。先生たちは、自分の求めることや希望にも素早く対応してくれて、スノーボードの活動や学校の活動をサポートしてくれます。僕をすごく応援してくれているので、感謝しかないです。
友達はみんな本当に良い人たちで、こんな僕でも温かく受け入れてくれる存在です。そんな友達に、この学校で出会えたことがとても幸せです。先生と友達からはたくさんのことを学ばせてもらえるので、僕にとってかけがえのない存在だと思っています。
Q.最後にクラーク国際高校の好きな「トコロ」を教えてださい。
A.クラーク国際高校の好きなところは雰囲気です。理由はあんまり上手く言えないですけど、柔らかい雰囲気なのが好きです。
久保キャンパス長と撮影
CLARK SMART名古屋の友人と撮影
長谷川さんの競技・表彰実績
2021年
ジュニア世界選手権大会(ロシア)ビッグエア優勝。スロープスタイル6位入賞
2022年
ジュニア世界選手権大会(スイス)ビッグエア2位。スロープスタイル4位
モンスターエナジーと契約締結
2023年
W杯(オーストリア)ビッグエア優勝
世界選手権(ジョージア)ビッグエア優勝
W杯(スイス)スロープスタイル優勝
令和4年度 JOC※スポーツ賞「新人賞」受賞※日本オリンピック委員会
FISジュニア世界選手権大会(ニュージーランド)スロープスタイル/ビッグエアW優勝
愛知県スポーツ顕彰受賞