全国の〝夢・挑戦・達成〟を、的確な経理業務でバックアップ

全国の〝夢・挑戦・達成〟を、

的確な経理業務でバックアップ

事務職員

2018年 新卒入社

学校法人創志学園 法人本部
経理部 主任

M.Tさん

クラーク記念国際高校は、創志学園が直接運営しているキャンパスだけで、全国に39ケ所あります。ほかに系列の専修学校クラーク高等学院が7ケ所あり、教育活動に使用する経費の支払い、現場の先生が立て替えた費用の精算などを、経理部の5人のチームで担当します。
クラークでは、バラエティ豊かな教育行事が常に各地で行われ、時には新たな部活動やコースが立ち上がることもあります。全国の担当者から送られてくるイベントや、新しい教育の取り組みに関する経費精算書に並べられたすべての項目に目を通し、経費が適切に使われているかどうか、一つひとつ確認する作業や予算策定・着地見通しの作成がTさんの中心業務です。

現場と一緒の教育づくりを実感

聞いたことのない部品みたいなものが「材料費」として経費精算書に書かれていて、WEBで調べても、ピンとこなくて、キャンパスの担当の先生に直接「これは、どのようなものでしょう」と、電話でたずねたことがあります。そんな時に先生の方から「生徒が完成させたものを、写真でお見せしますね」と明るくおっしゃってもらえて、実際にあとで見せてもらえたりすると、一緒に教育を作っていることを実感できます。あの時、見せてもらったのは…卒業制作か何かだったような気がします。現場に立っているわけではありませんが、経理部にいても、グループ全体が常に新しいことに挑戦しているという空気は感じます。

父親が税理士事務所で勤務されていたこともあり、Tさんは小さい頃からお小遣い帳をつけ続けるなど、計画的な金銭管理が得意でした。「あまり貯まったことはありませんが…」と笑いますが、大学時代には貯金でキーボードを購入。〝くるり〟〝チャットモンチー〟といったロックバンドのコピーを組み、演奏活動に取り組みました。大学卒業時には、簿記2級と商業科の高等学校教員免許を取得していましたが、経理部を希望し、創志学園に入職しました。

経理で、現場に立つ先生のサポートがしたい

就職活動の時は迷ったこともありましたが、私は(教育の)現場より、『現場に立つ先生のサポートができれば』と思いました。入職当初、クラーク高校の担当になった時には、全国のキャンパスから届く書類のあまりの多さに圧倒されましたが、だいぶ慣れてきました。学校法人の会計は、消耗品1つでも、それが教育に関わるものか、そうでないかで、会計の仕方が違います。そうした明らかな違いは、先輩がたに教えていただいたり、外部の会計関係の研修を受講させてもらったりして、少しずつおぼえていきました。

2023年度からは主任として経理業務に従事するようになり、後輩の指導が業務に含まれるようになりました。チームメンバーが確認した書類すべてに目を通し、経費の妥当性や計算ミスをチェックしてから上長に回覧します。また、各地の都道府県から外部監査を受ける際には、現地の校舎・キャンパスに直接出向き、監査に必要な書類に不備がないかなどを事前に確認することもあります。3年前に専修学校として認可されたばかりのクラーク高等学院札幌大通校の外部監査に立ち会う際にTさんは、神戸から1泊2日で札幌に出張。専修学校の会計処理を含めた学校の運営が、専修学校として適切になされているかどうかの監査に専修学校経理担当者として立ち会いました。

経営判断に役立つ、正確な資料を作りたい

外部監査も問題なく終了することが出来ました。今後は、上長とも相談にはなりますが、経理部内の仕事のプロセスなどをもう少し効率化できるようにしたいですね。将来の目標は、創志学園全体の経営に役立つ収支報告の資料を作ることです。高校全体の収入・支出がいくらで、利益がいくらか、といった、役員の方にお見せする正確な資料を作って、経営判断に役立てていただきたいと思います。

平日は数字とにらめっこする時間の多いTさんですが、週末には各地に散った大学時代のバンドメンバーとスタジオに集まり、音合わせや食事、コミュニケーションを楽しんでいます。年に1、2回は、ライブのステージにも上がります。

週末のバンド活動で、物事の見方が変化し、視野も広げる

気分転換にもなりますし、今まで聞いてこなかった(違うバンドの)音楽を聴くような機会を持つことで、仕事に直接影響があるかどうかはわかりませんが、物事の見方が少し変化したり、視野が広がったりといったことはあると思います。

※掲載内容はインタビュー当時のため、現在と異なる場合があります。

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