IPU・環太平洋大学 2024文部科学大臣杯争奪 第51回全日本学生パワーリフティング選手権大会-わずか1ヶ月で記録更新!

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第51回全日本学生パワーリフティング選手権大会

日 時:2024年11月16日(土)・17日(日)

場 所:岡山大学第二体育館

出場数:29大学113人

本学関係分の結果は以下の通りです。

大会結果

女子63㎏超級

第1位 坂山 成(体・1)
第2位 泉谷 結(体・2)

男子59㎏級

第2位 鈴木 豪(健・1)

男子93kg級

第8位 宮里 雅人(体・3)

男子105㎏級

第5位 小森 慎哉(体・4)

団体戦

個人戦出場者が3名以上の16大学(9大学中)がエントリー

1位 京都先端科学大学(8名)47点(優勝者数で1位)
2位 青山学院大学(10名)47点
3位 岡山大学(14名)45点(2023年度優勝大学)

4位 環太平洋大学(5名)42点

5位 東北大学(9名)32点
6位 北海学園大学(9名)25点

解説

競技

パワーリフティング競技は、筋力トレーニングの基本種目であるスクワット(S)、ベンチプレス(B)、デッドリフト(D)の3種目を、女子3階級(52㎏、63㎏、63㎏超級)、男子8階級(53kg、59kg、66kg、74kg、83kg、93kg、105kg、105kg超級)に分かれ、それぞれ3試技ずつ行い、最大挙上重量の合計で競う競技です。

全日本選手権の出場

全日本学生選手権大会に出場するには、地区予選大会にて、階級毎に定められた出場標準記録(女子は体重の3.7倍~3.9倍、男子は体重の5.3倍~6.7倍)を超える必要があります。IPUからは、予選会となる関西学生パワーリフティング選手権大会(10月14日㊗︎開催)に9名が出場し、6名が全日本大会出場の標準記録を突破しました。今回の本戦では、5名が出場し(1名は12月のIFBB世界女子選手権大会に出場のため不出場)しました。
今年は例年に増して競技水準が上がっており、大変緊張感のある戦いになりましたが、IPUからの5名の選手は予選からわずか1か月の間に記録を更新し、5名全員が上位入賞を果たし、団体4位という輝かしい成績を収め、ユニバスポイント獲得にも貢献することができました。

大会結果

当日は、ユニバスチャンネルにて全国放送がなされました。筋トレ同好会顧問の河野先生、陸上競技部投てき部門の豊里コーチ、投てき部門の選手40名、泉谷選手の祖父母(静岡県)・お母さま(北海道)、坂山選手のご家族一同(三重県)、阿南喜裕先生(三浦学部長教え子柔道整復師、国際審判員)が応援に駆けつけてくださいました。会場には、IPU投てき部門選手団の応援が響き盛り上がりを見せました。
たくさんのご声援と阿南先生と小森キャプテンのセコンドワークもあり、初出場ながら坂山さんが体重差で優勝、泉谷さんと鈴木君が2位を獲得することができました。また、強豪がひしめく重量級においても、小森キャプテンが5位入賞、宮里君が8位といった成績を残し、初の全日本学生選手権大会にて、たったの5名で、団体4位という成績は素晴らしいチームIPUの底力を示す結果となりました。
本学では、小森君一人が取り組みを始めたパワーリフティング競技ですが、3年間の努力の末、河野先生顧問の筋トレ同好会メンバーに加え、豊里コーチ率いる陸上競技部投てき部員が加わり、9名が大会に出場することになりました。小森慎哉(体・4)初代キャプテンはこの春に卒業となりますが、今年度ようやくトップガンに高重量専用のスクワットスタンドを設置いただきましたし、他の選手はまだまだ伸びしろがあります。潜在的に力のある選手もいるでしょうから今後が楽しみです。

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