IPU・環太平洋大学 陸上競技部所属 前田陽向、GP男子1000mで優勝 – Middle Distance Circuitで勇躍

2023年10月20日と21日、東京・駒沢陸上競技場で日本グランプリシリーズG3「Middle Distance Circuit」が開催されました。2日目のGP男子1000mにおいて、IPU・環太平洋大学の前田陽向さん(体育学部体育学科2年)が2分19秒32のタイムで優勝し、優勝賞金100万円を獲得されました。前田さんの粘り強さや意欲は高く賞賛されており、今後のレースに期待が高まっています。

前田さんは今年、800mで1分47秒54まで記録を短縮し、日本選手権でも3位に入賞しました。日本インカレ前には足の怪我に苦しみましたが、優勝へのモチベーションを保ちながら大会を迎えました。想定よりハイペースのレースになりましたが、大会後のインタビューでは「落ち着いて、後ろでためて、ラストで勝ち切ろうと考えていたため、イメージ通りに走ることができました」と語られました。

賞金(100万円)の使い道については、「急に決まったので、何に使おうか迷っていますが、チームメイトとおいしいご飯を食べたいです」と謙虚に述べられました。

今季のラストレースを終え、今後は、来季に向けてのトレーニングに集中する予定です。

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