IPU・環太平洋大学 健康志向のランチで子どもたちをおもてなし-「キッズビジネスパーク2023」で完売達成
11月23日、IPU・環太平洋大学(岡山市東区)において「キッズビジネスパーク2023」(主催:一般社団法人教育ソリューション研究協議会)が開催され、現代経営学科の学生たちは、IPU食堂と連携し、約1,000名の来場者様に昼食を提供しました。
リーダーシップを学ぶ3年生鈴木ゼミでは、今年度前期より食堂の混雑解消やメニュー開発を目指す『Even Better Food プロジェクト』に取り組んでいます。この日は、通常授業日よりもさらに来店者が集中し、混雑が予想されるため、レジ数を増やし、動線を大幅に変更し、待ち時間を少なくしました。また、アスリートの学生たちが、子どもたちの健康を考えて 有機野菜*(人参、キャベツ、カボチャ)を取り入れたヘルシー弁当を考案しました。当日は、中国四国農政局 消費・安全部 消費生活課の菊澤大明様、岸恵美子様、佐藤昌明様がお越しくださり、有機農業豆知識のパネルを展示してくださいました。
*農林水産省中国四国農政局との連携授業でお世話になったおかやまオーガニック様、吉備路オーガニックワーク様に御協力いただきました
10月から学生サークルとして活動を開始した「カフェプロジェクト*1」チームは、ドリンクとパンを販売。瀬戸地区で珈琲の焙煎、製造、卸業務を営んでいる小西焙煎所のこだわり珈琲豆を使用した本格的な水出しコーヒー・ミルク出しコーヒー、子どもたちの健康を考えた100%果汁ジュース、「人間の都合で奪った命を大切な人に届けたい」という学生の発想から生まれたジビエカレーパン*2、そして、IPU・環太平洋大学の学生に大人気の焼き立てパンを、多くの来場者に楽しんでいただきました。
*1カフェプロジェクトのホームページは現代経営学科4年・山城菜月さんが制作しています
*2 2022年度のブランディング事例コンテストで中小企業庁長官賞を受賞
▼IPUメディアラボでも紹介されています▼
扇野睦巳先生の「販売戦略」の授業からは、えびめし味のフライドポテト、べトナム風ジビエ焼肉&柿ティー、ベトナム風生春巻き、アボカドスムージーを出店、販売しました。
ラグビー部所属の学生によって「ノットリリースザポテト」と名付けられた「えびめし味のフライドポテト」は、その名の通り、放したくないほど美味しいと大人気になりました。商品の開発は、「えびめしや」を運営する株式会社「いんでいら」の出井山登社長(写真中央)に協力していただきました。10月28日に開催された環太祭でも大好評だったため、この度の商品化が実現しました。11月3日に東京で開催されたブランディング事例コンテストでは、SDGs審査員特別賞を受賞。当日の運営にご協力いただいた岡山JCの皆様にもご購入いただきました。
ベトナム風ジビエ焼肉は、バーナーで炙り、ホット柿ティーとセットで販売しました。瀬戸地区で捕獲されたイノシシと豚肉をブレンドし、工夫を凝らしました。
ベトナム風生春巻きは、コストパフォーマンスの良さが人気となりました。
アボカドスムージーもベトナムチームの考案。ありそうでなかったメニューでしたが、飲んでみるとビックリするほど美味しく、おかわりして追加注文する猛者も現れました(笑)。
前日の仕込みや当日のレジを担当したのは、サッカー部のボランティア学生たち。日頃の練習で培ったチームワークと集中力で大活躍してくれました。
現代経営学科の手嶋学科長をはじめ、多くの先生方も来場し、学生の「夢・挑戦・達成」を応援してくれました。
用意したランチは完売!そして何より、子どもたちと保護者様の「美味しかったです!ありがとう!」という言葉に、チームIPU全員が笑顔になりました。
ご来店くださった方々、ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。