コンサドーレとクラークで世界へー。クラーク記念国際高等学校と一般社団法人コンサドーレ北海道スポーツクラブによる産学連携協定の調印式が3月16日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場で行われました。4月に発足するクラーク高校札幌大通キャンパス・男子サッカー部の選手育成に、コンサドーレが全面協力。夏のインターハイ、冬の高校選手権での日本一、そして日本代表選手や海外のビッグクラブで活躍する選手の輩出に向けたタッグが約束されました。
新チームには、監督・ゴールキーパーコーチ・フィジカルコーチがコンサドーレから派遣され、選手は全員がプロさながらのトレーニングを受けられます。初代指揮官に就任する伊藤壇監督は、元Jリーガーで、アジアの22の国と地域でプレーした実績があります。「選手全員が最後まで走りきる躍動感のあるチームを作りたい。硬式野球部と同じように、3年で全国大会に出場することが目標」と、今後の抱負を語ってくれました。コンサドーレ・ユースチームのグラウンドも一部使用しながら、最高の環境でサッカーを極めていきます。
連携のパートナーとなるコンサドーレ北海道スポーツクラブの三上大勝代表理事は、「ワクワクするようなプロジェクトが一緒にできることに喜びを感じています。クラーク生のモットーである〝夢・挑戦・達成〟を実現するだけでなく、北海道にいろんな貢献をし、さらには日本の教育・スポーツ界に何らかの刺激を作る。そんな協力関係を育んでいきたい」と、提携が大きく発展していくことを期待されていました。
コンサドーレのユースやトップチームの練習に加わり、Jリーガーとして飛躍する選手も出てくるでしょう。名門大学、日本代表、海外でのプレーも、夢ではありません。通信制高校として初の全国制覇へ、クラーク男子サッカー部が、いよいよ船出します。
三浦雄一郎校長
「アジアNO・1のサッカーチームを目指すコンサドーレと産学連携協定を結ぶことができ、大変感謝しています。3年目で甲子園に出場した硬式野球部のように、サッカー部もできるだけ早く全国大会に出場し、北海道のチームでは初の優勝旗を持ち帰ってほしい。もちろん日本代表や海外で活躍する選手になってくれることにも期待しています」