〝社会から求められる人材〟〝自分で考えて、行動できる人〟を育てる

〝社会から求められる人材〟
〝自分で考えて、行動できる人〟
を育てる

学校事務職

2020年 入職

IPU・環太平洋大学
学生センター 学生指導課

S.Tさん

約200人の学生が生活するIPU・環太平洋大学の学生寮で、Tさんは寮監を務めます。自身も学生時代の4年間を過ごした場所で、学生たちの〝兄貴分〟として、学生生活の不安を聞き、学習のアドバイスをし、進路相談にも乗ります。母校に入職した2020年4月は、ちょうど新型コロナウイルスが世界の脅威になり始めた時。寮内で感染拡大が起こらないよう、毎朝全学生の検温を行うなど、対策に奔走しました。

4年間の大学生活を
サポートするのが役割

講義がわからない学生も、言い合いになってしまった学生も、起きるのが苦手な学生も、みんな、次の進路を決めて卒業していきました。IPU・環太平洋大学は、「4年後に責任を持つ大学」ですから、4年間頑張れば、必ずどこか行き先が見つかります。そのサポートをするのが、僕の役割だと思っています。

IPUの剣道部で、Tさんは学生時代の4年間を過ごしました。3年生が始まり、「そろそろトップチームに入れるかなと思っていた」(Tさん)矢先に、アキレス腱断裂の重傷を負いました。
「トップチームどころか、小学生の時から続けてきたスポーツを、まともに続けられなくなった自分に何をできるのか」。
自問自答した上で出した答えが、剣道部では、先輩や同期、後輩のサポート役に徹すること。そして、犯罪被害者支援や交通安全運動、清掃活動など、大学で紹介されたボランティア活動に参加することでした。

人をサポートする仕事は
やりがいがある。
自分に向いている

それまでの自分は、トップチームに入って、試合に出て、成績を残してなんぼ、という考え方しかできませんでした。それが、青少年健全育成のボランティアなどで小中学生の不安や悩みを取り払ったり、剣道部の後輩の面倒をみたりするうちに「人をサポートする仕事は面白いし、やりがいがある」「自分に向いているんじゃないか」と、思うようになりました。学生時代の姿を見てくださって「うち(大学)で働かないか?」と誘ってくださった久田先生には、改めて感謝したいですね。

今のTさんは、午後5時45分になるとタイムカードを切り、岡山大学の大学院社会文化科学研究科の夜間コースに向かいます。IPUの経営学部で学んだ知識を深め、修士号を取得するため、組織のマネジメントについて学んでいます。1時間半の講義が2コマあり、寮に戻るのが、夜9時半を過ぎることもあります。

自分の夢を
後押ししてくださる

環境がありがたい

最近は、週末も大学院の研究室にいることが多いですね。大学院に通うようになって、「意外と、自分は勉強嫌いじゃないな」と気付きました。土日も教授が研究室にいらっしゃいますし、自分もいつかは「IPU・環太平洋大学の教員になる」という目標がありますので、少しでも多く知識を吸収したいと思っています。自分の夢を後押ししてくださる学生センターの職場環境はとてもありがたいですね。

昨年の卒業式のあと、会場の外で警備を担当していたTさんのところに、〝朝起きられなかった学生〟と、〝言い合いになり「学校をやめる」と言った学生〟の2人が、家族と一緒に挨拶に訪れました。「IPUを選んで良かった」と言われると、寮監の目から、涙があふれました。

求められる人材を
育てることが、
大学経営のマネジメント

(大橋博)総長が言われるように、「スポーツで優勝できたとしても、大学を卒業する日に〝進路が決まっていません〟じゃダメ」なんです。教職員は、4年間の大学生活で、〝社会から求められる人材〟〝自分で考えて、行動できる人〟を作っていかないといけません。どの会社からも、団体からも、「IPUの卒業生は活発だし、自分で動いてくれる。来年も人材をうちの会社に送り出してよ」と、求められる人材を育てていきたい。それが、大学経営のマネジメントだと思います。

IPU・環太平洋大学 クラーク記念国際高等学校 人事職 創志学園高等学校 学校事務職 学校職員 学生支援 専修学校クラーク高等学院 専修学校教員 専門学校教員 教務職 教員 新卒入社 本部職員 東京国際ビジネスカレッジ神戸校 法人本部 経理職 高等学校教員